9「バ…バッツ……!!!!おい…待てよ!!バッツ!!!」
5「うるさいな」
8「お前…味方を傷つけるようなやつじゃなかったはずだ…」
スコールが言うように、辺りは秩序軍の仲間がバッツの手によって
無雑作に捨てられていた。
5「俺は…もうあんたらの味方じゃない」
9「嘘いうなよ!また…また俺と宝探ししよう……バッツゥ…!!!」
ジタンは涙ぐんでいる。
そんなジタンに目もくれず、バッツは混沌組のアジトがある方向へ歩いていく。
9「……ッ!!!バッツゥゥゥゥゥウウウウウウゥゥゥウウ!!!!!!!」
ジタンの必死の呼びとめにも聞かず、彼は歩いていった。
秩序の聖域にて
9「………なぁ…バッツさ、誰かに操られただけだよな?
自分の意思で俺たち仲間を傷つけたわけじゃないんだよな?」
8「…俺にもわからない」
9「…はぁ」
心に大きな穴があいてしまったようだ。
この空虚感をどうしたら埋められるのかな。
1「ジタン、スコール」
8「WOL…」
9「…」
1「心配なら、助けにいけばいいさ」
9「でも…俺ら2人に混沌組全員に倒せるかな…」
「誰がお前たち2人だけで助けに行けといったんだ?」
9「え…」
そこには、傷ついてたっているのでもやっとの姿の、仲間たちがいた。
7「バッツは 俺達 の仲間だろ?」
8「でも…まだ軽症ですんだ俺達2人で行ったほうが、安全じゃないか?」
10「なに言ってるんスか!そっちのほうがやばいっての」
4「…バッツ、みんなを困らせたり(無意識のうちに)するの好きだし、
そんな重苦しい考えしないほうがいいよ」
3「そうそう!おふざけであっち行っただけかもしれないし」
6「みんなの考えまとめると、遊びでみんなを困らせたいからカオスのほうへ
いったってことね」
2「…みんなバッツに対して心配一切してないな(笑)」
7「…だってあいつのことだし」
9「く…あははは!!!!」
10「そーそ!!!笑顔になれば、何事もいい結果になるッス!」
8「っふ…そうだな」
そして、仲間を連れてカオスのもとへ歩いていった。
混沌に包まれた世界に着いた。
「しつこいな、俺を助けにきたってか」
9「え…バッツ!?どこにいるんだよ!」
「ここだよ」
バッツの姿がないのに声がする。どこにいるんだ。
そう思っていた刹那、自分の真後ろに気配がした。
6「いゃ……!!!バッツやめてぇぇええええ!!!!!」
9「え…うおぁ!!!?!」
ビュンッ 刀が風を切る音がした。
ジタンを助けたのはオニオンだった。
ジタンのしっぽを思い切りひっぱって、転ばせたらしい。
目の前にいるバッツの手には、
ジタンの愛用している刀と、スコールの愛用しているガンブレードを持っていた。
1「…やはり未練が残っているらしいな」
2「…戻ってこいよ、バッツ」
5「く…ふはははは!!!なに言ってんだばぁぁぁぁああか!!!!
さっさとお前らが消えればこのダサい武器ともおさらばできるんだ。
だから今のうちに、血に染めて、それから捨てようと思ってんだよ」
8「…ダサいだと…?」
9「…スコール?」
8「各自使っている武器には思い入れがあるんだよ!!!
お前にはわからないかもしれないが、そんなこというやつに
俺らの武器を真似して使う資格などない!!」
9「…」
5「なに言ってんだか」
1「仕方ない…殺るしかないかもしれんな」
9「ちょ…誰かに洗脳されてるだけかもしれないじゃん!」
1「そんなこといっていたら、今度こそ皆死ぬぞ。
それでもいいのか」
9「……!!!」
皆
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