589(まるてん様へ☆)

 バ「なーなー、三人で肝試ししねぇ?」

バッツが突如口にした。
ジタン&スコールは、また始まったと同時に思った。
こういうことを言い出すと、この後ろくなことが待っていないからだ。

ジ「一人で墓地でも行ってこいよ…めんどいなぁ」
バ「墓地〜?そんなのベタすぎるだろ?俺いいとこ知ってんだ☆」
ス「へぇ。それはよかったな」
バ「…そうやってよ、俺のこと見捨てりゃいーじゃん!俺が一人で行って、
お化けにやられちゃえばいいと思ってんだろwww!!
いいよ!俺一人で行くよ!」

泣き顔でそう言い放った後、歩き始めた。

数歩歩いて振り向いた。
バ「ホント…ホントに行っちゃうぞ!?いいんだな!?後悔しても
遅いんだからな!」
ジ「いってら〜」
バ「ジタンのばぁぁぁぁか!!!!」

そう言ってまた体の向きを変えて歩き始めた。

数歩歩いてまた止まった。
バ「ホンt「「うるせぇなぁぁぁぁぁ!!!!!怒」」
心の奥底では本当は気にしていたのか、結局二人はバッツについていった。


今は午前2時。辺りは真っ暗だ。
 ス「そういえば…場所ってどこだ?」
バ「ん?あ〜学校」
ジ「はぁ!?中はいるつもりなのか?!」
バ「悪い?」
ジ&ス「馬鹿だろ…」
バ「だって怪談話とかさぁ、あれリアルなのかな?ホラゲーとかやるとよく学校とかネタにされるじゃん」
ジ「…ゲーマーが」
ス「…クラウドに似たか?」
ジ「…クラウドは周りに迷惑かけないゲーマーじゃん。
こいつ周り巻き込んでるしさ…あぁ…愛するガーネットが誘ったら是非喜んでお供いたすのに」(お化けといいつつ体触るんだへへh///)
ス「お前の考えてることが今俺の脳内に鮮明に映ったぞ」

只今校内。

バ「まずトイレだな!」
ス「…まさかとは思ったが、玄関を鈍器で壊すとはな」
ジ「完璧俺ら強盗とおんなじ手段でここ入ってるよな」
バ「じゃアルティミシアおばさんに時間戻してもらえばいいじゃん」
ス「俺を見るな」

トイレなう。

バ「誰か一人個室入れよ」
ジ&ス「おめーが入れよ」
バ「そうやって俺n
ス「もう騙されん。行って来い」
バ「ウソ泣きってばれた?」
ジ「行って来い」
バ「…スルーが一番きついなorz」

ばたん。



おぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!
ばたん。

バ「wwwwwwwwwwwwww
ちょ…ちょちょちょ…さっき俺が入った個室の上に女の人覗いたの見えなかった!?」
ジ「あーあ。見ちゃったんだ」
ス「とりついたな」
バ「じゃ今度ジタン行って来てくれ!」
ジ「…;;;ぜってーバッツみたいに叫ばないし」
ス「…」

ばたん。

ばたん。

ジ「…ふふふふふh」
バ「すげーホント叫ばなかった」
ス「…」
ジ「ドアと地面の隙間から、目がみえました」(棒読み)
バ「………」
ス「…」
ジ「…次お前」
ス「…」

スコール逃走。廊下なう。

ジ「お前せこぉぉぉぉ!!!!;;;;ちゃんとやれよ!!」
ス「俺はやりたいとは 一度も いって ない !!!」
バ「ちょwwwおまwwww…!!!!!?」
バッツが止まった。

ジ「…ぁ。」
ス「…!」

自分たちから数百メートル先に人が立っていた。
こんなに離れてみているのに、身長がかなりでかいとわかるくらい体格の人物だった。

ジ「え?あれって警備員じゃないの?」
ス「…嫌な予感がする…外へ逃げるぞ」
バ「あ…あぁ!」

三人は一斉に玄関に向かって走り出した。

…玄関直前なう。


バ「う…後ろ見なかったけど、追いついてないみたいだな」
ジ「玄関、非常口の電
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