寝相(FF4TA後日)メインは月の民兄弟とカイン
「あたっ!!!ちょ…カイン!こっちに転がってくんな!!!」
「毎晩毎晩うるさいわ貴様ら!!!!!」
イライラが溜まったゴルべーザの怒りの声がバロン中に響いた。
「うるせー!月に行ったと思えば、数十分後に魔導船で戻ってきやがって」
「セシルがにーさんにーさんと語りかけてくるからこうやって戻っt
「月の民の祖先が泣くぞ!テレパシーをそんなくだらないことで使って!」
「無駄なんていうな!カイン!」
「おめーはひっこんでろ!!!」
「なんだとぉ!?!」
「大体お前ら兄弟と、なんで俺の部屋で川の字で寝てんだよ」
「僕の部屋、最近ゴキちゃんでて怖いんだもん」
「三十路の陛下が「もん」やめろ」
「いいから寝ろ」
「おめーがこのベッドでほぼ幅とってて苦しいんだよ」
数時間後。静まり返ったカインの部屋。光るカメラのフラッシュ
「ぶっはははは!!!!」
「ひ〜…これ、本人に見せたら引くなw」
「………なにしてるんだ」
「おぉお兄さん起きた」
「あ、見ろよこれ…お前の寝相」
「…」
見せられたのは、先ほど撮ったゴルべーザの寝相。
見事に目が半開きである。
「あーあ…いい大人がこんな寝方でいいのか?」
「……何を言う。貴様だって、私の洗脳で部下をしていたとき、
口からよだれを垂らして寝ていたぞ」
「…お前よりかはまだマシだ…(恥)」
「ねー兄さん、僕はどんな寝相してるの?」
「むぅ…それはわからんな」
「あぁ、数年前に二人で山登りしてテントで泊まったときのお前の寝相なら
知ってるぞ」
「え?なになに??」
「俺を抱き枕のように扱ってた」
「…」
「…」
「というわけで俺はセシルの隣で寝るのはいやだ」
「…なんと可愛らしい私の弟よ!!!私は喜んでセシルの隣で寝よう!」
「…もう俺床で寝ていい?」
「ゴキちゃん、カインの部屋にもいたんだね、ほら」
カサカサッ
「……一緒に寝ます」
朝。
「おはようございます、母さん、父さん、義父さん、……カインさん?」
「早いなセオドア……剣技の修行か…?」
「そうですけど…何でカインさんそんなに疲れているんですか?」
「……夢にうなされた」
「え?」
「…内容は言わん…断じて!!!!!」
「す…すいません!!!」
「…なにがあったのだろうな?」
「わかんない」
「…まぁよい、今日お前とカインの部屋を掃除するか」
「そうだね」
「毎晩毎晩うるさいわ貴様ら!!!!!」
イライラが溜まったゴルべーザの怒りの声がバロン中に響いた。
「うるせー!月に行ったと思えば、数十分後に魔導船で戻ってきやがって」
「セシルがにーさんにーさんと語りかけてくるからこうやって戻っt
「月の民の祖先が泣くぞ!テレパシーをそんなくだらないことで使って!」
「無駄なんていうな!カイン!」
「おめーはひっこんでろ!!!」
「なんだとぉ!?!」
「大体お前ら兄弟と、なんで俺の部屋で川の字で寝てんだよ」
「僕の部屋、最近ゴキちゃんでて怖いんだもん」
「三十路の陛下が「もん」やめろ」
「いいから寝ろ」
「おめーがこのベッドでほぼ幅とってて苦しいんだよ」
数時間後。静まり返ったカインの部屋。光るカメラのフラッシュ
「ぶっはははは!!!!」
「ひ〜…これ、本人に見せたら引くなw」
「………なにしてるんだ」
「おぉお兄さん起きた」
「あ、見ろよこれ…お前の寝相」
「…」
見せられたのは、先ほど撮ったゴルべーザの寝相。
見事に目が半開きである。
「あーあ…いい大人がこんな寝方でいいのか?」
「……何を言う。貴様だって、私の洗脳で部下をしていたとき、
口からよだれを垂らして寝ていたぞ」
「…お前よりかはまだマシだ…(恥)」
「ねー兄さん、僕はどんな寝相してるの?」
「むぅ…それはわからんな」
「あぁ、数年前に二人で山登りしてテントで泊まったときのお前の寝相なら
知ってるぞ」
「え?なになに??」
「俺を抱き枕のように扱ってた」
「…」
「…」
「というわけで俺はセシルの隣で寝るのはいやだ」
「…なんと可愛らしい私の弟よ!!!私は喜んでセシルの隣で寝よう!」
「…もう俺床で寝ていい?」
「ゴキちゃん、カインの部屋にもいたんだね、ほら」
カサカサッ
「……一緒に寝ます」
朝。
「おはようございます、母さん、父さん、義父さん、……カインさん?」
「早いなセオドア……剣技の修行か…?」
「そうですけど…何でカインさんそんなに疲れているんですか?」
「……夢にうなされた」
「え?」
「…内容は言わん…断じて!!!!!」
「す…すいません!!!」
「…なにがあったのだろうな?」
「わかんない」
「…まぁよい、今日お前とカインの部屋を掃除するか」
「そうだね」
12/05/03 12:53更新 / 実咲