第一章<二柱の神と仲間達> 2部.仲間入り
ソ「寒いですね…」
ウ「ああ…冬は冷えるぞ」
ソ「へくしょんっ!!」
ウ「風邪か?」
ソ「あ、大丈天ですよ…多分」
ウ「そうか?とりあえず我らが暮らしている寮へ案内しよう」
どんなところで生浩しているのか全く予想がつかなかった。
聖域の中心地から歩いて1O分程のところに3階建ての建物があった。
ウ「特に呼び方は決まっていないが皆は~寮~と呼んでいる」
ソ「~寮~って部屋の分け方はどうなっているんですか?」
ウ「男女間のトラブルを避けるため部屋とフロアは分けてある。それで私達の軍…“秩序軍”は女性兵士が少なく男性兵士が多いため女性兵士は3階で全員がーつの部屋で過ごしている」
ソ「なるほど…」
生活をFFのメインキャラクター達がしてるとはやっぱり私にとっては全く予想がつかない物だった。
もともと病院で一から十までやってもらっていた自分にとってはまず日々の生活が分からないのだが。
ウ「それで…どうした?寒いのか?」
ソ「あ、いえ」
ゲーム世界へダイブ…入る装置は寒さや暑さを疑似体験するシステムは無いのでくしゃみがでるなんてきっとエモートのバグだろう。…こんなところに入ってしまったんだし。
“寮”の中は生活感があふれていて、ちょっぴり現実味があった。
ウ「少々汚いが…」
ソ「別に大丈夫ですよ」
ウ「では、まず部屋へ案内しよう」
階段を登り3階へたどり着いた。
その右手に女性専用部屋があった。
中はすっきりとしていて住みやすそうだった。…住むかどうかは別として。
ウ「荷物があるなら置いておくといい」
ソ「いえ、特には」
ウ「そうか。…少しここで待っていてほしい」
そう言うとウォーリアは下の階へおりていった。
<数分後…>
?「すみません、お待たせしました」
ふいに後ろからかかった声に振り向くとそこには…。
ユ「ソラさんですよね?私はユウナです。ユウナって呼んで下さい。よろしくお願いします!」
ソ「ユ、ユウナ…さん?あ、あ…よろしくっ!!」
差し出された左手を握りかえすとユウナはニコッと微笑んだ。
…わ、私、ユウナと握手しちゃった?!
…もう天国来たんだね、うん。
ユ「とりあえず、“寮”の中を案内しますね」
手をひかれるがまま、“寮”の中を案内してもらった。
3階は女子部屋の他に浴室や会議室、洗濯場、救護室や備品庫がある。
2階は男子部屋が4つに食材置き場、食堂、武具庫にモーグリ達が運営する売店がある。
また2階と3階の間には見張り台があり、毎晩二人一組となり、見張りをしている。
1階はジムとコスモスの部屋、図書室や談話室がある。
こうやってみると“寮”というより、“寮と学校の合体したもの”の方が適切なのかもしれない。
部屋に入ると突然倦怠感が襲ってきてしばらく気持ち悪かった。
ユウナはちょうどいなかったので心配をかけずに済んだのだけれど、倦怠感が体から抜けると共に妙に変な感じがした。
前にも言ったとおり、この世界にダイブする時は体感できるものが少なくなる。
例えば…気温、風、物を持った時の質感…もちろん、痛みも感じなくなる。
この技術は強いて言うなら、脳の活動を最底限生きるのに必要な機能だけを残した上で脳の活動を停止させて幻覚を見せるようなものなので感じられるものが少なくなるのは当然だ。
しかし、今、私が感じているのは、部屋の暖かさや布団の肌触りなど…リアル世界で感じるようなことを今、この世界で感じている。
…本当に、死んじゃったかな…。
ユ「ソラさん、夕食の準備が出来ましたよ」
ソ「あ、うん。食堂だね」
ベッドから起きあがって食堂へ向かった。
ウ「今曰は新しくー人我が軍へ仲間入りしたのでな…まず、自己紹介をしようと思う」
手まねきをされたので食堂脇のキッチンから出てウォーリアの隣に立って自己紹介をした。
ソ「初めまして。14番の世界から来ました、ソラです。メインジョブはナイトで剣術の他にも槍術や斧術など出来ます。あと魔法も出来ます。わからないニととか多いので迷惑をかけますがよろしくおねがいします」
紹介を終えると食堂は拍手に包まれた。
その後、一人ー人の自己紹介をして、夕食は祝賀会へ変わり…色々な人と沢山話した。
同じ部屋のライトニングやティファとも仲良くなれたので少し気分が軽くなれた。
こうして私は秩序軍へ仲間入りを果たした。
ウ「ああ…冬は冷えるぞ」
ソ「へくしょんっ!!」
ウ「風邪か?」
ソ「あ、大丈天ですよ…多分」
ウ「そうか?とりあえず我らが暮らしている寮へ案内しよう」
どんなところで生浩しているのか全く予想がつかなかった。
聖域の中心地から歩いて1O分程のところに3階建ての建物があった。
ウ「特に呼び方は決まっていないが皆は~寮~と呼んでいる」
ソ「~寮~って部屋の分け方はどうなっているんですか?」
ウ「男女間のトラブルを避けるため部屋とフロアは分けてある。それで私達の軍…“秩序軍”は女性兵士が少なく男性兵士が多いため女性兵士は3階で全員がーつの部屋で過ごしている」
ソ「なるほど…」
生活をFFのメインキャラクター達がしてるとはやっぱり私にとっては全く予想がつかない物だった。
もともと病院で一から十までやってもらっていた自分にとってはまず日々の生活が分からないのだが。
ウ「それで…どうした?寒いのか?」
ソ「あ、いえ」
ゲーム世界へダイブ…入る装置は寒さや暑さを疑似体験するシステムは無いのでくしゃみがでるなんてきっとエモートのバグだろう。…こんなところに入ってしまったんだし。
“寮”の中は生活感があふれていて、ちょっぴり現実味があった。
ウ「少々汚いが…」
ソ「別に大丈夫ですよ」
ウ「では、まず部屋へ案内しよう」
階段を登り3階へたどり着いた。
その右手に女性専用部屋があった。
中はすっきりとしていて住みやすそうだった。…住むかどうかは別として。
ウ「荷物があるなら置いておくといい」
ソ「いえ、特には」
ウ「そうか。…少しここで待っていてほしい」
そう言うとウォーリアは下の階へおりていった。
<数分後…>
?「すみません、お待たせしました」
ふいに後ろからかかった声に振り向くとそこには…。
ユ「ソラさんですよね?私はユウナです。ユウナって呼んで下さい。よろしくお願いします!」
ソ「ユ、ユウナ…さん?あ、あ…よろしくっ!!」
差し出された左手を握りかえすとユウナはニコッと微笑んだ。
…わ、私、ユウナと握手しちゃった?!
…もう天国来たんだね、うん。
ユ「とりあえず、“寮”の中を案内しますね」
手をひかれるがまま、“寮”の中を案内してもらった。
3階は女子部屋の他に浴室や会議室、洗濯場、救護室や備品庫がある。
2階は男子部屋が4つに食材置き場、食堂、武具庫にモーグリ達が運営する売店がある。
また2階と3階の間には見張り台があり、毎晩二人一組となり、見張りをしている。
1階はジムとコスモスの部屋、図書室や談話室がある。
こうやってみると“寮”というより、“寮と学校の合体したもの”の方が適切なのかもしれない。
部屋に入ると突然倦怠感が襲ってきてしばらく気持ち悪かった。
ユウナはちょうどいなかったので心配をかけずに済んだのだけれど、倦怠感が体から抜けると共に妙に変な感じがした。
前にも言ったとおり、この世界にダイブする時は体感できるものが少なくなる。
例えば…気温、風、物を持った時の質感…もちろん、痛みも感じなくなる。
この技術は強いて言うなら、脳の活動を最底限生きるのに必要な機能だけを残した上で脳の活動を停止させて幻覚を見せるようなものなので感じられるものが少なくなるのは当然だ。
しかし、今、私が感じているのは、部屋の暖かさや布団の肌触りなど…リアル世界で感じるようなことを今、この世界で感じている。
…本当に、死んじゃったかな…。
ユ「ソラさん、夕食の準備が出来ましたよ」
ソ「あ、うん。食堂だね」
ベッドから起きあがって食堂へ向かった。
ウ「今曰は新しくー人我が軍へ仲間入りしたのでな…まず、自己紹介をしようと思う」
手まねきをされたので食堂脇のキッチンから出てウォーリアの隣に立って自己紹介をした。
ソ「初めまして。14番の世界から来ました、ソラです。メインジョブはナイトで剣術の他にも槍術や斧術など出来ます。あと魔法も出来ます。わからないニととか多いので迷惑をかけますがよろしくおねがいします」
紹介を終えると食堂は拍手に包まれた。
その後、一人ー人の自己紹介をして、夕食は祝賀会へ変わり…色々な人と沢山話した。
同じ部屋のライトニングやティファとも仲良くなれたので少し気分が軽くなれた。
こうして私は秩序軍へ仲間入りを果たした。
14/12/07 12:44更新 / 腐ぽーしょん