読切小説
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はっぴーくりすます!!(DFF)
今日はクリスマス。
もぅいい年なんだから、サンタなんていないよ!と強がりはするが、
やはりプレゼントが朝自分の目の前にあったら嬉しいのは
いつの年頃もそうだろう。

7「というわけで、保護者組の俺たちで未成年者のやつらにプレゼントを渡すことにした」
4「…あれ?明らかに成年に見えるWOLの姿がないよ?」
7「あんな無表情かつホラーなヤツにプレゼントもらって素直に喜べるか?」
4「…確かに怖いけど…;」
7「誰しもが幼いころ夜中に一生懸命起きてて、サンタがきた!と思ったら
親だったというシュールな現場をみるものだ」
4「確かに…夢持った子がそんな人がドアから出てきて見たらびっくりするね」
7「だろ?とくにたまねぎとか、ひそかにそんなようなことしてるかもしれない」
5「俺、ちぃちゃいころプレゼント楽しみにしてたのに、まさかのポンジャンだったことあるぜ」
7「それは…どんまいだ」
4「僕はサンタから、バーコードが書いてある手紙をもらったよ」
5「リアルにやだwww笑」
7「…プレゼント渡す前からそんな話やめてくれないか」

………

5「よし、クラウド!無線おっけーか?」
7「あぁ。モニターで部屋の様子を見て、大丈夫そうだったらGOだ」
4「クラウド、タイミング間違えないでね」
5「そうだよ、もしあっちが俺たちのこと敵かと思って攻撃してきたら俺達完ぺき死ぬぜ?」
7「大丈夫だって…あ、今だ!今のうちに部屋に入れ!」

ちなみに今から入る部屋はフリオとティーダが寝ている。

4「よし!バッツ行こう」
5「あぁ」

二人は静かに部屋に入った。幸い、起きてはいないようだ。
4「メリークリスマスvフリオニール…エッチな本だよ。大人になってね」
5「…ちょ…それどっから」
4「僕の世界からもってきたの」
5「どうやってだ!!!;;;;;」
4「ティーダには?」
5「ん?えっと、長靴のなかにお菓子のつめあわせみたいなやつ」
4「それありがちすぎるね」
5「チョイスしたの俺じゃないから。クラウドだから」

続いてたまとティナたんの部屋。
4「…ティナにはメイド服」
5「あのさ、あんたのプレゼントは一体何を求めてるんだ」
4「違うよ。このプレゼントチョイスしたのクラウドだし」
5「…もういいよ」
4「たまには?」
5「えーと、牛乳1年分」
4「飲み干す前に賞味期限大幅に過ぎるよねそれ。
それに悪意を感じるんだけど」
5「そ?」

続いてスコールとジタンの部屋。
4「ジタンにはダガーのプロマイドっと」
5「おぉ〜チョイスいいなぁ」
4「そっちは?」
5「えっと…ポンデライオンのぬいぐるみ」
4「可愛ッッッ!!!!!」
5「だって…ずっともふもふしたいとか言ってたんだもん」
4「…バッツ。僕今凄い君の事見直した」
5「…酷くね?」

………というわけで朝を迎えた。
10「俺この歳でまだこの長靴かよ!!!」
2「…ゴクッ」
10「…ちょ。のばらっ!!!見せてくれそれ!!」
2「純情な子はみちゃいけません!!」
10「お前が言うかそれ!!!!!」

3「…サンタさんに悪意を感じたの、初めて」
6「たまちゃん、サンタさんはきっとたまちゃんのかっこいい将来に期待して、このプレゼントをくれたのよ」
3「ティナ、フォローになってないよ多分」
6「私だって、このメイド服…ファイガの中に入れて燃やしたいもの」
3「…黒い…」

9「うっひょwww愛しのダガーちゅわぁあぁん!!!!」
8「はぁ…もふもふ…vvv」
9「サンタって最高だな!俺もぅ泣けるww」
8「も不も不も不も不も不も不も不も不も不m」
9「……スコールが壊れた」

7「一部を抜かして、良かったな、みんな喜んでくれて」
5「な^^」
4「…あれ?WOLが泣いてる」
5&7「え?」

1「なぜ…私にはサンタさんは来なかったのだ…私は悪い子だったのか…
サンタさん…私はもう…グス…」

泣いてるーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
しかも凄い純粋ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

4「…よし、じゃぁ来年は(外見は大人だけど)WOLにもプレゼントあげようか」
5「そうだな。さっきのは見なかったことにしよう」
7「…お前らも成長したな。最年長(歳が分かってる人だと)の俺としては誇らしいぞ」


こうしてなんとか今年のクリスマスは終わりを告げた。
11/12/24 23:15更新 / 実咲

■作者メッセージ
バーコード入ったサンタさんからの手紙や、ポンジャンとかの話は私の実話を元に書きました(笑)
でも小さいころ、なぜかクリスマスの夜だけは頑張ってベッドの中で起きようとしていても寝ちゃうんですよね。
なんでもない日は起きれるのに。不思議だ。

とにかく、クリスマス小説書けてよかった^^vいつもながら自己満☆

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