読切小説
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電車の中で

 「あー今日のお買い物楽しかったね〜♪」
「荷物持ちがいてよかったわ〜楽々☆」

若い女性二人が日が落ちた電車の中で、立ちながら楽しそうに会話していた。
その傍らに大きな買い物袋を持った若い男性が二人。
しかし、彼女らとは正反対にかなりぐったりしていた。
「・・・おい、少しは俺たちに気を配る気はないのか。」
「無駄だよカイン、いいじゃないのローザもリディアも楽しい思い出
できたみたいで。」
「お前は一度あいつらに喝いれたらどうだ?たるみ過ぎだあいつらは!」

……………

各駅に止まるごとに乗客が少なくなってきている。
そしてついに

「あっ!一つ席空いたよ!誰か座ったら?」
「そうね…セシル、カイン、どっちか座れば?」
「…。俺はいい。」
「うん僕も。レディーファーストだよこういう時って。」

誰も座らない。
するとリディアが手を上げた。

「じゃあたしすーーーーーーわる☆」
「…!えーーー私も座りたいなー。」ローザも手を上げた。
「…ぁ!じゃ僕も!」続いてセシル。
「……!」
なんとなく察したカインが
「wじゃ俺g「(三人)どーぞどーぞ!!!」やっぱりか!!!」
反発したものの、カイン自身かなり疲れていたので言葉に甘え、
その空いている席に腰を下ろした。

 しばらく時間が経ち、席が連続で二席空いた。
「ごめん…あたし座っていい?;」
「いいわよ。さぁセシル、あなたも。」
「嫌だよ。ローザが座って。僕は大丈夫だから。」
「でも…」
「…」
「わかったわ…無理しないでね。疲れたら言って?」
「うん。」

そしてセシルのみが立った。

………

 時間がさらに経ち、カインの隣の席が空いた。
「おいセシル、空いたから座れ。」
「あーうん。」

…座

(ローザとリディアに聞こえない声で)
「疲れたーーーーーーーー!!!!」
「うるさい。黙れ。」
「いてて…あーあ、足むくんでるよ。」
「無理してたんだろ、なんで素直にはじめから座らなかった?」
「んーーー…お人好しだね僕…。なんだかなぁ…
みんなが早く楽になってほしかったから…かな?」
「…はぁ。」

カインと一通り会話したあと、セシルは眠った。
セシルが乗り物に乗っているときに眠ることは滅多にないことだが。
セシルは自覚していないが、カインの隣にいると安心するのだ。
幼いころから共にいたから…ということもあるが、

カインの隣にいると、昔優しくしてくれたバロン王のぬくもりに
似ているからだろうか。
11/09/08 20:33更新 / 実咲

■作者メッセージ
まずFF4の世界に電車はありえんだろ。
そして一応これはラスメンで構成しました。

すいません、かーーーなり読みづらいですよね^^;
そしてエッジごめんね。
これは実話を元にしたやつで、そんとき4人だったから…
5人なんかで小説書いたらごちゃごちゃになる!
エッジファン様方もすいませんでした;
そして文章力がwww国語嫌いなのに小説書いちゃった^^;

途中から状況説明省いてるの○分かりですねwww
この四人のなかで誰が私役なのかは、読んでくださった皆様のご想像に
お任せします^^

こんな駄文を読んでいただきありがとうございました!!

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